自分の娘が聴覚障害だというのに、手話が使えません。
小さい頃、どうしても口話で会話させたいというこだわりから、彼女は大学に入学するまで手話を知りませんでした。
「こだわり」と言うより、親のエゴかもしれません。
そのせいで、未だに私は手話が使えません。
先日、新幹線のプラットホームで、トントンと肩をたたかれ、「永田町へ行きたいけれど何番線に乗ればいいのか」と、身振り手振りで聞かれました。
「アー、この人はお耳が聞こえないのだ・・・」と思いながら、私も身振り手振りで答えました。
心配なので、きちんと乗ることができたか確認するため、ホームで乗車するのを見送ったのです。その人が乗り際に手話で「有難う」とおっしゃったのです。
笑顔で見送ったのですが、「どう致しまして」を伝えることができませんでした。
娘に、「どういたしまして」という手話を教えてもらわなくちゃ!
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社会保険労務私法人 たんぽぽ会
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