私の娘は、生まれた時からお耳は聞こえません。
幼いときに、社会福祉事務所で黒い障害者手帳の交付を受けました。
当時は、なんだか「障害者」という烙印を押されたような気持ちで、手帳の黒さが心に突き刺さり、娘がとても不憫になりました。
本来なら、「特別児童扶養手当」といって、障害児を育てる親に対し支給される手当をいただくことができましたが、なかなか申請する気持になれず、私たちが申請をしたのは娘が小学5年生のときでした。
それは、娘が20歳になったとき「障害基礎年金」に切り替わりました。
受給して思ったのですが、いただいたお金を、全部娘のために自由に使ってあげられて、始末することなく、いろんな体験をさせることができて、本当にありがたいなあと実感したのです。
社会のおかげで娘は成長させていただいたと感謝し、私は社会に恩返しできる人間になりたいと思いました。
同時に、障害年金制度は決して暗くて可愛そうな制度ではないと実感したのです。
希望を取り戻させてくれたと思います。
私が、信念を持って「障害年金だったらたんぽぽ会!」だと思う所以です。
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社会保険労務私法人 たんぽぽ会
代表社員 瀬川徳子
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