私の子供は生まれたときからお耳が聞こえません。
私がハッキリと自覚したのは、娘が2歳になる前の正月が明けて、「とんど」祭りのときでした。
高く積まれた竹が、バチバチ大きな音ではじける中、他の子供はそれを聞いてキャーキャー騒ぐのに、うちの娘はジーッと燃えさかる火を無言で見ていました。
「アー、この子はお耳が聞こえていないのだ。」
それから広島市の双葉の里にある、相談センターへ通うことになったのです。
通うことになって間がない頃、初めて同じように訓練に通っている子供に出会いました。
娘より一つ年上の、目がクリクリした可愛い男の子でした。
あれから40年近く経過して、兄弟のように訓練の時間をすごしたその男の子は、もう40過ぎのおじさんです。
ひょんなことで2日前、かわいい女の子を抱っこしている彼に出会いました。
走馬灯のようにさまざまなことを思い出している私です。
40歳過ぎの彼は、今でも昔のまま「セガワのおばちゃん」と呼び、私は「●●ちゃん」と呼びます。
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社会保険労務私法人 たんぽぽ会
代表社員 瀬川徳子
〒731-0112
広島市安佐南区東原3丁目25-18
TEL・082-874-8947
FAX・082-874-3876
メール・segawa@tanpopokai.com
URL・http://www.tanpopokai.com
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